みんなで作り上げる「香りの自社ラボ」@南アルプス

香りの世界にもっと踏み込みたい。
そんな想いから始まったKomons Fragrance Lab.プロジェクト。

春先から作業を進めてきましたが、色々な人の手を借り、来月頭の完成に向けいよいよラストスパートです。



■倉庫の外壁張り替え

50年前に手作りで建てられた倉庫。

山梨ならではですが、元々ぶどう棚(ぶどうの木や枝を這わせる棚)だった鉄骨をベースに作られています。

そんな倉庫の外壁をすべて外し透明波板に変えることで、明るくて開放的な場所になりました。(でも、ほぼ温室のようなものなので真夏の暑さは、、なんとかせねば笑)



■50年分のよごれを掃除

溜まりにたまっていた汚れを一家総出で掃除。

シロアリを駆除したり、天井や壁のほこりをはたきで落としたり。。

埼玉の自宅から2か月かけて通いながら掃除を続け、最後の仕上げでは子どもたちが手伝ってくれました。(末っ子は掃除しているのか遊んでいるのか微妙なところでしたが、、笑)

それでも子どもたちが一生懸命手伝ってくれてる様子をみて、これからラボを良い場所にしていこうという決意が一層固まりました。



■地元素材から香りを抽出する蒸留器を導入

主に素材から香りを蒸留したり、キャンドルなどの一部商品を製造したりする場所として使用する予定の倉庫棟。

テスト用の蒸留器や作業台も設置し、ようやくそれっぽくなってきました。

早くここで地元の素材を使った蒸留をするのが楽しみです!(まずは山梨県産のワインの搾りかす、そして地元で育てているハーブや花など。。!?)

■母屋の方も

一方で、調香や香料の製造などの繊細な作業に使用する予定の母屋側も少しずつ整いつつあります。

先週末は(まだ涼しい空気が漂う)朝の5時からステンシルをDIYで。初のステンシル作業で「ミスしたらちゃんと消せるだろうか、、」と心配になりながら、なんとかKomons Fragrance Lab.のロゴを作ることが出来ました。

室内の方も、壁紙や内装はほぼ民家のままですが、、作業台やビニールカーテンなどが入り少しずつ作業場っぽく。(写真は、調香や事務作業をする部屋。ビニールカーテンの奥に香料の保管や製造をする部屋があります。)

■春先から続けてきた作業も気づけばもうすぐ秋

いつのまにかラボ近くの棚田でも稲穂がたわわになって輝いてきました。

作業の合間によくこの場所に来ますが、季節の移ろいが肌で感じられるいい場所です。

来春、田んぼに水がはられて鏡のようになる季節を今から楽しみにしながら、ラボ完成に向けてラストスパート頑張ります!

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